ミツバチの羽音と地球の回転 観てきました
鎌仲ひとみさんのドキュメンタリー映画、
ミツバチの羽音と地球の回転を、観てきました。
3回上演の、最終、18:30からの分でしたが、
たくさんの人が映画を観に集まっていました。
上関原発反対運動を30年近く行ってきた、祝島の人たち。
昨年も建設予定海域の埋め立てを阻止するために、
70近いばぁちゃんたちも、自分達の生活を守るため、
島の将来を守るために、一生懸命に反対運動を行っている。
原発建設の話が持ち上がって以来、
島でも反対派と推進派に分かれてから、
色々な物事が決まらなくなった。
人間関係に線がひかれてしまった。
3.11から、福島原発の事故を目の当たりにしてなお、
原発建設を推進しようとする日本政府。電力会社。
一方、再生可能エネルギー、自然エネルギー利用の先進国である、
スウェーデンの取り組み。
スウェーデン全体もそうであるし、北部の小さな田舎町であっても、
風力発電と地熱エネルギーを使い、
化石燃料からの脱却、持続可能な自立した町作りを進めている。
まだまだ、私自身、エネルギー政策というものに対し、
勉強不足ではありますので、偉そうなことは何も言えませんが、
少なくとも原発は不要であると思っています。
脱原発。
電力の自由化。
地域ごとの小規模発電の開発。
再生可能なエネルギー、自然エネルギー利用の推進。
そして、私たち一人一人のエネルギーを使いすぎない生活への転換。
便利な生活を享受してきました。
今更、それを変えられないから、原発を作るという。
しかし、原発のある世界に安心な未来は約束されないのではないでしょうか。
3.11を機に原発の恐ろしさを知った今、
私たちもライフスタイルを変化させる必要があると思います。
行動に移すのは難しい。
でも、難しい、忙しい、できない、
と言っていてはいけないんでないかな。
私たち自身、そして小さな子どもさんを持たれている皆様は、
自分たちと、そして子どもさんたちの未来のためにも。
お母さんはどうして僕を、私を産んだの?
どうして、こんなつらい世界で生きなければいけないの?
産まないでくれれば良かったのに。
そう言われないためにも。。。
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