2008年11月24日
素直に唄う
一度、工工四や歌詞を覚えてしまうと、
何も見ずに弾いて唄うことが多いのですが、
工工四をパラパラと見ていて目にとまった文字。
素直に唄う
赤田首里殿内の工工四でした。
三線を始めた頃で、
まだ月に1度、先生に教えて頂いていた頃。
先生がおっしゃったことを、自分でメモしたものでした。
メモには続きがありまして、
変にこぶしをきかせずに
力を入れず、力を抜いて
素朴に
最近の自分の唄い方はまるで正反対
変な節回しをつけ、声はすぐにひっくり返り、
変に、こー思いを伝えようとして力が入り過ぎ、
作って唄っている感じでした
何だかこーやって唄ったらうまく聞こえるかも、
なんて考えてたりしました(浅はか…)
伝えようとしすぎると、かえって伝わらない、
なんてことも言われました。
八重山民謡をやり出した頃も(そして今も)、
裏声でもないのですが、とにかく声がすぐに裏がえってしまい、
そんな唄い方ではあかんと言われていたのですが・・・。
知らず知らず、かなり裏がえるクセがついてしまっているようで…
覚えた曲でも、たまに、工工四を見て、初心に帰る。
これ、必要ですね
このところの、ウマが倒れるという課題は、
力を入れて弾きすぎないことに加え、
絶対倒れないというウマを頂いたり、
一度倒れたウマは使わない方がよい、などのアドバイスも頂き、
三線サークルメンバーに助けて頂きながら、
弾き方と、いろいろなウマを試しつつあります。
次の課題は、唄い方。
素直に唄う
性根のひねくれている私には、
これは、なかなか難しい課題ですが、
初心に戻り、素直に取り組んでいきたいと思いますです。