プロフィール
habiba
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はびば、と申します。お友達には、はびぃと呼んでもらっています。管理栄養士。学生時代に三線と出会い、以来沖縄音楽好きに!ザンビアやアフリカで働いていた時代も、いつもそばには三線。吉野川市山川町にて、2012年から続けてきた、さくらcafeを、2024年8月末で閉店。cafeを拠点に活動してきた、さくらcafe三線部は、その名前を残し、活動も、川島町を拠点にして、継続することになりました。そんな私の日々。

2008年11月22日

待つこと

例えば、子どもとの接し方。

何でもかんでも、早く早く、早くしなさい、というのではなく。

何でもかんでも、遅いわねぇ、とやってあげてしまうのでもなく。

待つこと。それが大事


そんな話を聞いて、これは介護の場でも当てはまるなぁ、と思いました

食事介助をしていても、なかなか食べてくれなかったり、傾眠傾向にあったりして、一向に食事が進まない。

しまいには、イライラして、もーいいと、諦めてしまう。

そんなことも、よくあります。

でもね、少し待って、ちょっと時間をかければ、食べてくれるんです

待ってみたら、実はゆっくりではあっても、自力摂取でしたなんてことも。


食事のお膳を持っていっても、いらーん、と言って食べようとしないおばぁちゃん。

何で食べんのといがってしまうと、相手はもっと意固地になってしまいます。

そんな時は、何でいらんのか、聞いてみます。

認知症があり、耳も遠い。それでも、おばぁちゃんの言葉をよく聞いて、大きくうなづいたり、首を振ったり、おばぁちゃんの指差す方を一緒に指差したり。

急がずあわてず、ゆっくりと。言葉が紡ぎだされるのを待つ。


現場では、仕事に追われ、ひとりの患者さんに、そこまで時間をかけていられない、という現実もあります。


待つって、難しい

でも、できるだけ、待つこと、待つように心がけることは、やつぱり必要だと思います。

それが、よりよい介護、患者さんのQOLの向上にもちながると思います。


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